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<ポーランドに配分される膨大なEU予算>
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| 欧州委員会は今年に入りポーランドとの交渉において、同国の農業部門に対するEUの財政支出につき見解を示した。それによると、欧州委員会はポーランドに対してEU加盟当初の2004
〜2006年の3年間で総額約200億ユーロー(約2兆4千億円)に及ぶ支援を行 う構想を持っている。実にEU加盟候補国10カ国に支払われる資金の50%程度にものぼる。これにより最近の生産水準に基づき牛肉、牛乳、穀物の3つの主要管理部門で生産割当が導入されEUのCAPに組み込まれることになる。ポーランドに対する直接支払い(農業
支持の主要手段)は、加盟初年度がEU水準の25%、2005年に30%、2006年に35 %、その後も徐々に支給額を引上げて2013年に100%まで引上げられることにしている。 |
| また、EUによる補償支払いの対象外となっている半自給的な小規模家族経営農家は、農村開発計画の枠組みの中で新たなビジネス創出などのために年間750ユーロー(9万円)支給される。EUの至る所で見られるように、道路を含む大規模な農村開発計画の一環で
もある。 |
| EUのフィシュラー委員(農業担当大臣)は、CAPの中間見直し検討の際、EUの東方拡大に関連して、農村開発対策資金を捻出するため農業補償支払いの段階的削減に言及した。農村開発部門に資金をきちんと振り向ける措置は「緑の政策」として有効ではあるが、その分の直接支払いの減少分を自国の財政負担で賄うのは容易ではなく対応が難しい。ポーランド農業省の幹部は、EUが大規模融資を行って小規模農家を支援するという農村開発計画を喜んで受け入れた。 |
| しかしながら、彼らは生産割当と直接支払いという鍵となる提案を批判した。EUは生産割当ての基準期間を1995〜1999年に設定することを提案しているが、ポーランドの農業生産はこの期間において最低の水準に落ち込んでいる。共産主義の崩壊、洪水、日照り、
それに輸出の減退によって農村経済は打ちのめされており、EU の生産割当の提案には強く反発している。ちなみに牛乳生産においては、欧州委員会は現在の125億リットルの生産高との比較において、年間89億リットルまでの生産制限を提案している。 |
| EU提案に対して、ポーランドは生産制限数値の引上げを要求しているが、その数値には自家消費分がおよそ30億リットル含まれるとして、委員会の幹部はその提案は誤っていると主張している。 |