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  あぐり村 食べ物と日本の農業のおはなし  
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地産地消(ちさんちしょう)ってなあに?
地元(じもと)でつくったものを地元で食べる
みんなは「地産地消(ちさんちしょう)」というコトバを聞いたことがあるかな? 「地」はみんなの住んでいる土地のこと、「産(さん)」はつくること、「消」は使うこと。「地産地消」というのは地元でつくったものを地元で食べることなんだよ。
地元の食べものはおいしいね。新鮮(しんせん)で、取れたてで、つくりたてだからです。その食べものが一番おいしい時を「旬(しゅん)」といいますが、旬の味は地元ならではの味。たとえばほんとうに完熟(かんじゅく)したくだものは日持ちしないし、遠くに運ぶといたんでしまうので地元でしか食べられません。
知ってる人がつくった食べものは安心でおいしい
それから、地元でつくられた食べものは安心です。
お母さんや給食(きゅうしょく)のおばさんがつくったお料理(りょうり)、近所の知り合いの農家がつくった野菜は安心して食べられますね。みんなが好きなたべものや、お料理のしかたを知っていて、心をこめてつくってくれるからです。こういうものが食べたい!とお願(ねが)いすることだってできますね。家族や、知り合いなど、顔を知っている人の間には「心のつながり」がありますね。だから「地産地消」は安心なんだよ。
では、農産物をあまりつくっていない都会(とかい)の人はどうしたらいいのでしょう? そこで、都会の人が田んぼや畑をたずねてお手つだいをしたり、ふるさとのおいしい食べものを味わったり、自然にふれる旅(グリーンツアー)をして、知り合いづくり、心のつながりづくりが始まっています。農家やJAも都会に直売所をつくってふるさとの味を届けています。
「遠くの食べもの」は燃料(ねんりょう)をたくさん使う
遠くから食べものをとりよせるには、トラックや鉄道や船や飛行機(ひこうき)などで運ばなければなりません。そのためには、ガソリンや電気などのエネルギーを使います。「遠くの食べもの」は「近くの食べもの」よりも運ぶときにたくさん燃料(ねんりょう)を使います。お金もかかるし、燃(も)やすときに二酸化炭素(にさんかたんそ)をたくさん出すので地球の温度があがってしまいます(地球温暖化[ちきゅうおんだんか]というんだよ。覚えておいてね)。外国生まれの食べものを運ぶときには、燃料がとてもたくさん使われているんだよ。それから、「軽いもの」のほうが「重たいもの」を運ぶほうがよりたくさんの燃料を使います。
イギリスのティム・ラングさんという人が、<食べものを運ぶときに使う燃料が多いか、少ないか>を計算(けいさん)する方法を考えました。フード・マイレージという考え方で、「食べものの重さ×距離(きょり)」という数式(すうしき)で計算します。
「地産地消」は、遠くに食べものを運ばないので、地球環境(かんきょう)にもいいんだよ。
文化や伝統(でんとう)も「地産地消」から生まれた
お祭(まつ)りの多くが、農業から生まれたと言われています。神さまや仏さまに豊作をお願いしたり、収穫(しゅうかく)を感謝(かんしゃ)する行事がお祭りのはじまりです。お祭りではおどりや歌が歌われる田楽(でんがく)などの伝統芸能(でんとうげいのう)が農業から生まれました。
また、地元の食べものでつくる郷土料理(きょうどりょうり)も生まれました。農作物を使ってたとえばワラ細工などの工芸品も生まれました。
「地産地消」・・・地元で食べものをつくって、地元で食べることによって私たち日本人は、文化や伝統(でんとう)をつくり出してきたんだよ。
みんなも、下のおはなしを読んで、「地産地消」について考えてみてね!
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