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  あぐり村 食べ物と日本の農業のおはなし  
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ダイズがおいしい食べものに大変身!
ダイズの収穫(しゅうかく)をしたよ
かれているダイズ
 さくらちゃんはまい週のようにゲン君のウチの田んぼや畑で農作業のお手伝いをするようになりました。今日はダイズの収穫(しゅうかく)のお手伝いです。
さくらちゃん 「あれれ、ここはたしか『えだ豆』を収穫した畑だったと思うんだけど・・・取りわすれちゃったのかな? 茶色にかれちゃっているよ!」
なやんでいるさくらちゃん
 すると、ゲン君はかれた株(かぶ)を1本ひきぬいて、豆のさやを開いてさくらちゃんに見せてくれました。
ゲン君 「ほら、さくらちゃん。ダイズはね、さやがまだやわらかくて緑のうちに収穫するとえだ豆、くきがかれて葉っぱが落ちてから収穫するとうす茶色の固い豆になるんだよ。」
さくらちゃん 「ということは、緑のえだ豆と、固くてうす茶色の豆は両方とも同じダイズなの?! うわァ、さくら初めて知りました。」

 ゲン君はニコっとして、ダイズをさくらちゃんの耳もとでふりました。
ゲン君 「風がふくとこの音が聞こえてくるんだよ。『収穫して』っていう合図(あいず)さ。」
 ゲン君はそう言うと、ダイズの根っこを地面の上でたたいて土を落としました。さくらちゃんもゲン君のまねをしてダイズの株をひきぬいて土を落としました。
 あっという間にふたりの両手はダイズでいっぱいになりました。
さくらちゃん 「ゲン君、このダイズはどうするの?」
ゲン君 「今では、かわかすのも中の豆をとり出すのもみんな機械でやっているけど・・・むかしのやり方で干し(ほ)てみようか!」
さくらちゃん 「うん!」
ダイズを庭に干(ほ)したよ
 ゲン君とさくらちゃんは、ゲン君のお父さんにやりかたを教えてもらいながらダイズを庭に干(ほ)しました。
※地方によって木組みにかけたり、つるしたり、いろいろなやり方があります。

ゲン父 「根っこを上にして20本くらいたばねて、とんがりぼうしをつくるんだ。」
ゲン君のおばあちゃん 「なつかしいねー、1週間くらいするとかわいた豆がパチパチと音をたてて飛び出してきてね、庭をころがるんだ。そうしたら庭のまん中にダイズを集めて、棒(ぼう)でたたいて中の豆を取り出すんだよ。さややくきは牛や馬のえさにしたんだよ。」
さくらちゃん 「豆が飛び出してくるなんて、おもしろい!」
転作(てんさく)ってなに?
ちょっと難しいゲン君のウチでは、おコメの転作(てんさく)としてダイズをつくっているんだって。さて、転作とはなんでしょう?
第二次世界大戦の後、日本の国では「おコメをたくさんつくろう!」とすごーくがんばりました。そうしたら、1970年にはおコメが使いきれないほどたくさんとれるようになっておコメがあまり始めてしまいました。おコメの値だんはおコメがたくさんとれると安くなってしまいます。おコメが安くなってもうからないので、「一所けんめいつくったのに・・」って、農家はガッカリしちゃいました。おコメの量を調節するために、まだ青いイネをかってしまったこともあったんだよ。
そこで、日本の国では、「どのくらいおコメをつくるか」という計画を立てることにして、おコメをつくる田んぼの面積を減(へ)らすことにしました。そうすればおコメがとれる量が減(へ)って、おコメの値だんが安くなりすぎないからです。それを減反(げんたん)といいます。反ていうのは、農地の面積をはかる単位なのです。
そして、日本の国は、田んぼでおコメのかわりにほかの作物をつくる転作(てんさく)を農家に呼(よ)びかけました。転作というのはつくるものを変えるという意味です。たとえば、ダイズやムギ、ソバ、ナタネ(菜の花)、野菜などがつくられているんだよ。


このお話も読んでね
春の田んぼにいってみたら
ダイズやレンゲなどマメ科の植物の根っこには、根粒菌(こんりゅうきん)という微生物(びせいぶつ)が入りこんで、栄養をつくってくれるのでよい肥料(ひりょう)になります。根っこのつぶつぶは、根粒菌の固まりなんだよ。
調べてみよう
ちょっと難しい だだちゃ豆 データブック
茶色をしててよいかおりがするだだちゃ豆をつくっている山形(やまがた)県のJA鶴岡(つるおか)のホームページだよ。「だだちゃ」とは、庄内(しょうない)地方の方言(ほうげん)で「おやじ」「お父さん」という意味なんだって。

ちょっと難しい 丹波(たんば)の黒大豆
兵庫県篠山(ささやま)市のホームページだよ。黒大豆のレシピがいっぱい。電脳紙芝居(でんのうかみしばい)「黒豆のおはなし」も読んでみてね。


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