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  あぐり村 食べ物と日本の農業のおはなし  
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不況(ふきょう)と食べもの
世界にふきあれる不況の嵐(ふきょうのあらし)
今世界中に「不況の嵐」がふきあれています。不況とは、お金のめぐりが悪くなって、みんながモノを買わなくなり、買わないので会社がモノをつくらなくなり、つくらないのでもうからず、もうからないので社員にお給料をはらえない、はらえないのでお給料が減(へ)らされたり、社員が解雇(かいこ。クビにすること)されます。そうするとどこのおウチでもお金がなくなって、どんどんモノを買わなくなる・・というようなようすのことをいいます。人間の体も血のめぐりが悪くなると体の調子が悪くなり、体の調子が悪いと血のめぐりも悪くなりますが、それとよく似ています。お金は世界のしくみにとって血液(けつえき)のようなものなのです。
日本でも何十年かに1回は不況の嵐がふきますが、今回は世界同時に嵐がふきあれています。1929年の世界恐慌(せかいきょうこう)以来のひどい不況だといわれています。
おべんとうを自分でつくるサラリーマンのお兄さん
こんな不況(ふきょう)の中、みなさんのおウチでも「節約しなくちゃ!」と、いろいろなモノを買ったり、遠くに遊びに行くのをがまんしているかもしれません。日本では、洋服やくつを買うのをがまんしたり、修理(しゅうり)に出したり、外食(がいしょく。ウチの外のレストランや食べもの屋さんなどで食事をすること)の回数を減(へ)らしたりする人がとても増えているそうです。みんなのおウチでもお母さんの手づくりのお料理が増えたのではないかな? 
それから、おべんとうを会社に持っていく人が増えたそうです。会社で働くおねえさんもそうですが、サラリーマンのお兄さんたちが自分でおべんとうをつくって持っていくのだそうです。不況はいやだけど、なんだか楽しいですね。男の人がお料理をすること、おべんとうを持っていくことは環境(かんきょう)にもよくてとてもかっこいいことなのだそうです。人間って大変なことがあると、それをのりこえるアイデアを考えだすものですね!

手づくりで不況(ふきょう)をのりこえよう!
さて、ここでしつもんです。おにぎり1個(こ)をつくるのに使うおコメはいくらでしょう?
答えは24円です。65グラムのおコメの代金です。お店のおにぎりの値だんは平均(へいきん)で122円、あんぱん(100グラムのもの)は1個95円だそうですから、お店でおにぎりやあんぱんを買うお金で4、5個のおにぎりが食べられるんだよ。
外国の農畜産物(のうちくさんぶつ)は安いけど、やっぱり日本の農産物のほうが安心です。地元(じもと)でとれる旬(しゅん)の農畜産物はおいしいし、遠くから運んでこないので使う燃料(ねんりょう)も少ないです。

それから、食べ残しをしないことも大切だよ。お料理をするときには、野菜(やさい)の皮や葉っぱもむだにしないように使おうね。
「日本の農畜産物の値だんは高い」といわれますが、がんばって自分でお料理をつくると、すごく節約をすることができるし、環境(かんきょう)にもいいんだよ。
農畜産物(のうちくさんぶつ)の値だんは高い?
お店で農畜産物を買うときには、値だんもよく見てみましょう。
きっとみんなのウチのお母さんは1円でも安いものを買っているのではないかな? でも、農産物の1円というのはとても貴(とうと)いものです。安ければ安いほどいいのかな? お母さん、ご家族の方といっしょに考えてみてください。
たとえば牛乳1リットルのパックは211円(東京の平均)ですが、高いでしょうか? 安いでしょうか? 水をつめて売っているミネラルウォーターよりも安い値だんです。農家がめすの牛を育てて、牛が大人になって子牛を産み、けれども自分の子どもではなく私たち人間にプレゼントしてくれている大事なお乳です。
今日本の酪農(らくのう。お乳をとる家ちくを育てること)農家は「もうけが少なくてとても生活が苦しい」と国や世の中にうったえているところです。牛のえさは世界の穀物(こくもつ)が値上がりしているのでとてもお金がかかります。みなさんのところに農家の声はとどいているでしょうか? 

さて、この不況をみなさんのおウチではどうのりこえていきますか? みんなはお母さんの手づくりのお料理がきっと好きだと思います。みんなもいっしょにつくってお料理を教えてもらってね。それから、お店では農畜産物の値だんについても考えてみてくださいね!
参考資料:総務省「小売物価指数2008年12月「主要品目の都市別小売価格」(東京都)、東京ウォーカー http://news.walkerplus.com/
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