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  あぐり村 食べ物と日本の農業のおはなし  
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食料自給率ってなあに?
天ぷらそばって日本の食べもの?!
みんなは天ぷらそばは好きですか? 天ぷらそばといえば、江戸(えど)時代からある日本の食べものの代表です。
ところが、おそばをつくるソバ(の実)のほとんどが外国生まれなのです。おそばが10ぱいあったとすると、6はい分のソバは中国生まれで、日本生まれのソバは2はい分ぐらいです。それから、天ぷらに使われるエビは、ほとんどがベトナムなどの外国生まれのエビ。20ぴきのエビのうち、日本生まれはたったの1ぴきです。天ぷら油やおしょうゆをつくるダイズもほとんどが外国生まれ、ダイズ20つぶのうち1つぶが日本生まれです。
ほとんどが日本生まれでないものでできている天ぷらそばは、日本の食べものといえるのかな、みなさんはどう思いますか?
半分以上の食べものが海をこえてやってくる
日本の食べものを、日本でつくっている割合(わりあい)を「日本の食料自給率(しょくりょうじきゅうりつ)」といいます。
「日本の食料自給率」とは、日本人の食べるすべての食べもののうち、日本でつくられている食べものはどのくらいかをみるものです。重さというものさしでではかったり、金額(きんがく)というものさしではかったり、計算のしかたはいろいろありますが、食料自給率というとカロリーというものさしでみることが多いです。
では、カロリーとは何でしょう? 私たちの体は食べものを食べて熱やエネルギーをつくっていますが、カロリーというのは私たちが生きるのに必要な熱やエネルギーをはかる単位のことです。くわしくは「日本の食べものは日本でつくろう!」のおはなしを見てくださいね!

日本の食料自給率はこの10年ぐらいずっと40%ぐらいです。みなさんの毎日食べている食べものの半分以上は、船や飛行機にのって海の上を渡(わた)って外国からやってきます。私たちが100メートル走るときのエネルギーのうち、40メートル分は外国の食べものからもらっていることになりますね。
お肉はほとんどが外国生まれ
日本人の食べるぶた肉が100キログラムあったとしたら、大体半分のぶた肉は日本生まれです。ところがそのうち日本でつくったえさで育てられたぶたの肉は5キログラムです。ぶた肉の自給率は、日本人が食べるぶた肉のうち、日本のえさで育ったぶた肉はどのくらいかをみます。だからぶた肉の自給率は5%(20ぴきのうち1ぴき)ということになります。
同じように、日本生まれのえさで育った牛の肉は11%(10ぴきのうち1ぴき)、 日本の家ちくのえさはほとんどが輸入(ゆにゅう)されていて、その分の重さをひいてあるのでとても自給率が低いのです。これについては「食べものは世界からやってくる」のおはなしを見てくださいね!
もしも食べものの輸入(ゆにゅう)がストップしたら?!
アメリカなどでトウモロコシなどの食べものからバイオエタノールという燃料(ねんりょう)がつくられるようになったり、オーストラリアでは干ばつでコムギの不作が続いていて、今世界ではトウモロコシなどの穀物(こくもつ)が足りなくなってきています。
日本では材料の値だんが高くなってしまったので食品メーカーが値上げをすることになったり、家ちくのえさの値だんが高くなってとてもこまり、農業をやめてしまった人がたくさんいます。日本の農家のピンチです。
それから世界では、経済(けいざい)が発展(はってん)して、たくさん食べものを食べるようになり、食べものが足りなくなって輸入(ゆにゅう)する国が増えています。
世界中の食べものが足りなくなってきているのです。きっとどの国も、自分の国のことを一番に考えるでしょう。もし、大きな災害(さいがい)が起きたり、戦争が起きたりしたときには、輸入がストップしてしまうかもしれません。自給率が約(やく)40%の日本はどうしたらいいでしょう? 下のおはなしを読んで考えてみてくださいね。
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