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ジェイエイってなに?

協同組合ってなに? (2)

日本の協同組合の始まり 〜明治時代の産業組合

 日本では、明治時代になると農業や工業など農産物(のうさんぶつ)や製品(せいひん)をつくり出す産業がさかんになり、輸出(ゆしゅつ)も始まりました。しかし、お金が大都市や大きな企業に集まり、農家や、地域(ちいき)の小さな会社に勤(つと)めている人々は思うようにお金を借(か)りたり、モノを買うことができず、くらしはとても苦しいものでした。
 そこで、農業をはじめ、いろいろな職業(しょくぎょう)にたずさわる人々はドイツの「協同組 合」をお手本に「産業組合」をつくり事業活動(じぎょうかつどう)をするようになりました。集落ごとの農家の助け合いのための集まり「農家組合」も全国各地に数多くつくられました。
※「産業組合」は明治33(1900)年に国の法律(ほうりつ)で定められた、いろいろな産業のための「協同組合」です。
 
産業組合では、さまざまな事業が行われるようになりました。

●自分たちのつくった農産物や製品をまとめて出荷する
 ・・・「販売(はんばい)事業」
●生活に必要なものをまとめて買う
 ・・・「購買(こうばい)事業」
●事故(じこ)や災害(さいがい)に備えてみんなでお金をためておく
 ・・・「共済(きょうさい)事業」
●みんなのお金をためておき、必要なときに使う
 ・・・「信用(しんよう)事業」
●農産物などを加工して製品をつくる
 ・・・「加工(かこう)事業」
●診療所(しんりょうじょ)や病院を運営(うんえい)する
 ・・・「厚生(こうせい)事業」



「農業協同組合」の始まり  〜昭和23年

 第二次世界大戦が始まると、食料をたくさん生産するために「産業組合」や全国の「農家組合」は「農業会」という団体にまとめられ、国によって管理されるようになりました。しかし、戦争が終わってしばらくして、昭和23(1948)年に、農家が自由に活動ができる協同組合をつくろうと、全国の農家による農家のための組合、「農業協同組合(のうぎょうきょうどうくみあい)」がつくられました。これが日本の「農業協同組合」の始まりです。

第1回全国農業協同組合大会
昭和27(1952)年に「第1回全国農業協同組合大会」が開かれ、全国各地の農業協同組合の代表(だいひょう)など3000人もの人が集まりました。
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