JA全中
  あぐり村 食べ物と日本の農業のおはなし  
ホームにもどる もくじ:あぐり村のページ > 豊作のお祭(まつ)り
このおはなしを印刷する
あぐり村のページ
農家のページ
食べもののページ
商店街のページ
小学校のページ
世界の食べものと農業のページ
おコメのページ
印刷について
もっと調べよう
 
豊作のお祭(まつ)り
農業から生まれたお祭(まつ)り
 日本にはいろいろなお祭りがありますね。みんなのウチではどんなお祭りをするのかな? お祭りの多くは農業から生まれたといわれているんだよ。

 日本では、「ことしもたくさん収穫(しゅうかく)できました! 神様どうもありがとうございます!」と収穫を感謝(かんしゃする行事が昔から行われてきました。それが、みなさんが大好きな秋のお祭りとして今に伝わっているのです。

 豊作のお祭りにはどんなものがあるのかな? 日本の夏の終わりから秋にかけてのお祭りをいくつかご紹介(しょうかい)しましょう。
●秋田かんとう祭り(秋田県)
 五穀豊穣(ごこくほうじょう。おコメ、麦、あわ、きび、豆の豊作のこと)を願うお祭りです。かんとうは漢字で「竿燈」と書きます。「竿」はさお、「燈」はちょうちんのことです。
 かんとう祭りでは、たくさんのちょうちんがぶら下がった「さお」を、男の人が自由にあやつります。ちょうちんは初め、お願いを書いた「たんざく」でしたが、コメ俵(だわら)をかたどったちょうちんに形が変わりました。それから昔は、さおの一番上に厄払い(やくばらい)のためのイネの穂(ほ)をつけていましたが、今ではかわりにお札をつけるようになったそうです。
かんとう祭りのちょうちん
かんとう祭りのちょうちん
●あえのこと(石川県)
 奥能登(おくのと)の一軒(けん)一軒の農家ごとに行われる「田んぼの神様」のお祭りです。
 田んぼの神様を、農家のお座敷(ざしき)にお招(まね)きして、種もみの入った俵(たわら)をお供(そな)えした神座(かみざ)にすわってもらいます。おふろにも入っていただいてから、お膳(ぜん)のごちそうをすすめます。神様は目が不自由だそうですが、みんなにも神様は目に見えません。でも、まるで見えるようにメニューの説明もします。ごちそうはあずき飯やハチメ魚など。大根はふたまたになったものをお供えします。女の神様と男の神様がいるので二人分です。
 「おコメや野菜がたくさんとれました、どうもありがとうございます」と、豊作を感謝するお祭りです。神様のお膳をさげてから家族みんなで楽しく食事をいただきます。
神様に食べていただくごちぞう
神様に食べていただくごちぞう
● おしろい祭り(福岡県)
 400年ぐらい前から行われている大山祇(おおやまずみ)神社のお祭りです。とれたての新米の粉(こな)を水で溶いたおしろいを顔にぬって、そのつき具合で来年のおコメのできをうらないます。顔にたくさんおしろいがつけば豊作だそうです。
 神社には山の神様がまつってあり、女の神様だからおしろいをぬるのだという伝説があります。
 おしろいはウチに帰るまで落としてはいけません。甘酒を飲んで赤くなった顔におしろいをぬったまま千鳥足(ちどりあし)でみんな帰るそうです。顔を洗った水を牛などの家ちくに飲ませると元気に育つそうだよ。ユーモラスなお祭りだね。
おたがいにおしろいをぬり合う
おたがいにおしろいをぬり合う
●どぶろく祭り(ぎふ県)
世界遺産(せかいいさん)にもなっている白川郷には、神様に穀物からつくったどぶろくというお酒で神さまをおもてなししたり、しし舞いであくまばらいをする「どぶろく祭り」が伝わっています。
●ぬき穂祭り(えひめ県)
えひめ県・大三島町では、のしを頭につけた女の子が神社の田んぼからぬいたイネの穂(ほ)の先を、神様におそなえして、豊作を感謝(かんしゃ)するお祭りをします。目に見えない神様とおすもうをとる「一人ずもう」をして、勝負の結果(けっか)から来年の豊作(ほうさく)をうらないます。
●いな穂祭り(山口県)
五穀(ごこく。おコメや、ムギ、アワ、ヒエ、豆の5つの穀物のこと)豊穣(ほうじょう。たくさんとれること)を感謝(かんしゃ)するお祭り。きつねのお面をかぶったおよめさんとおむこさんが人力車にのり、行列を組んで町の中をゆっくり進む「きつねのよめいり」の行事(ぎょうじ)をします。
次のページへ
  サイトマップご質問・お問い合わせご利用にあたって Copyright(c) 2010 JA-ZENCHU All rights reserved. JA全中