TAKESHI NAKAMURA

菅野 英志

総合職

部署名/農業対策部 畜産園芸対策課

入会年次/2011年

大学時代の学部・学科/農学部

INTERVIEW日本農業発展の一翼を担う

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入会したきっかけ

小さい頃から田んぼや畑に囲まれて暮らしてきました。
そしていつからか農業という産業に魅力を感じ、農業に携わる仕事がしたいと思ったことがJA全中を志望した一番の理由です。
農業に携わる仕事と言っても、就農することはもちろん、生産者の営農を手助けすること、国産農畜産物を加工して付加価値を高めることなど、その範囲は多岐にわたります。
そのなかで私がJA全中を志望した理由は、幅広い分野・視点から農業に貢献できると考えたからです。
生産者と直に接する仕事もあれば、JAのサポートをする仕事、生産現場の課題をふまえて国の政策に反映する仕事など、JA全中では様々な角度から我が国の農業を考えることができ、そこに大きな魅力を感じました。

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今の仕事について

現在は農業対策部に所属し、畜産・青果・甘味資源作物等に関する企画・政策提案の仕事を担当しています。
主な業務としては、畜産園芸に関する法制度・国の予算・政策価格などの決定等に向けた政策提案作りや、その前段としての生産現場からの政策要望の積み上げ、また、政策が決まった後は、生産現場への普及推進を行っています。
畜種や品目が異なれば、当然、生産者が抱えている悩み・課題は異なり、地域によってもそれは大きく異なります。
そのなかで生産現場からの意見を集約し、国の政策にどのように反映させていくか。
簡単ではありませんが、生産者の経営に直結する仕事であり、非常にやりがいを感じています。
また、政策提案を考える上で個人的に重視しているのは、消費者の目線も考えることです。
我が国の豊かな食生活を支えているのは生産者ですが、消費者は、消費という形で農業を支えており、消費者の理解を得てこそ、我が国農業の発展があると考えています。

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今後の目標

「農業は国の基」という言葉がありますが、種を蒔いて収穫し、あるいは子牛を愛情込めて育て、それが国民の生命を支えている。
これほど尊い産業は他にはないと思っています。
しかし、我が国の農業をとりまく環境は厳しく、離農が進み、生産基盤は弱体化しています。
私の目標は、自らの業務を通じて、生産者が安心して農業を営むことができる環境を整備するとともに、農業の素晴らしさをより多くの人々に伝えることで、就農希望者を増やし、ひいては地方の活性化に繋げていくことです。
課題は山積していますが、研鑽を積みながら、我が国農業の発展に貢献できる職員になることを、これからも目指していきたいと思います。