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AgLab Monthly

アグベンチャーラボの活動や社会課題の解決に取り組む企業などをご紹介

【あぐラボマンスリー No.11】JAアクセラレーター第3期採択企業「株式会社Ciamo」、学生ビジネスプランコンテスト”JUMP Vol.2”ファイナルステージ開催

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

JAアクセラレーター第3期採択企業「株式会社Ciamo」

株式会社Ciamoとは?

熊本県にある崇城大学発のスタートアップ企業。同大大学院博士課程在学中に、古賀社長が学生起業し、土壌改良などに役立つ光合成細菌培養キット「くまレッド」の開発・販売を行っています。
https://ciamo.co.jp/

農業で使える光合成細菌培養キット「くまレッド」とは?

熊本の人吉球磨(ひとよしくま)の名産である「球磨(くま)焼酎」の焼酎粕を原料にした光合成細菌培養キットです。
光合成細菌は、農業分野での活用や、環境問題の解決など、さまざまな分野で注目されている微生物ですが、「高価」であるという大きな課題がありました。そこで「焼酎粕」を利用することで、従来よりも光合成細菌を安価に提供することを可能にしました。

≪くまレッド≫

※光合成細菌とは…
作物に有害な影響を与える物質をエサに光合成を行う細菌。光合成細菌を農業に活用することで、野菜や果物の成長促進や品質向上の効果が期待される。

くまレッドの効果

光合成細菌は様々な作物に使用することができますが、特に効果を発揮する作物が、水稲やレンコン、い草です。光合成細菌は水の張ってある土壌中で動き回り、よく働きます。
熊本県のある水稲生産者の利用では、1反あたり100kg近く増収したという結果も!

≪水田での利用の様子≫

水稲生産者のみなさまは、この春の水稲栽培で是非ご利用ください。

 

学生ビジネスプランコンテスト”JUMP Vol.2”ファイナルステージ開催

2/25(土)に学生ビジコン”JUMP Vol.2”のファイナルステージを開催しました!
※JUMPとは:「食」「農」「くらし」などを始めとした社会課題の解決につながるサービスを生み出すスタートアップを増やすため、あぐラボが昨年より主催する、学生を対象とした全国規模のビジネスプランコンテストです。

76組の応募の中から審査を通過した9組のピッチはいずれも魅力的で、7名の審査員による最終審査は予定時間を大幅に超過するほど!優秀賞には以下の3組が選ばれましたが、他のファイリスト6組にも大きな称賛が寄せられました。

優秀賞

  • 地球化学研究室(近畿大学) 「鉱泉を活用した海の環境と漁獲量向上事業」
  • e-Combu(小樽商科大学 他) 「もったいない昆布からつくる地球にやさしい飼料」
  • 株式会社LacuS(開志専門職大学) 「シニア向け完全栄養食ブランド『ME TIME』」

また、ファイナリスト9組は、あぐラボを活用しながら、ビジネスの実現・拡大に向けてそれぞれ取り組んでいきます。学生起業家たちのこれからの活躍にご期待ください!

コンテストの様子は、あぐラボchannelで公開中です!

受賞結果の詳細はこちらから
https://agventurelab.or.jp/news/jump-vol2-result/

 

AgLab Monthlyの、より詳細な内容はこちらからご覧いただけます。
https://agventurelab.or.jp/news/aglabmonthly-no11/

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

AgVenture Labは、JAグループの”結”の精神に基づき、テクノロジーとイノベーションで、よりよい社会へ価値を循環させていく、知恵・アイデア・人の集積する開かれた場所です。
https://agventurelab.or.jp/

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