AKIHIRO TAKATSUKA

高塚 明宏

総合職

部署名/都市農業対策推進室

入会年次/2008年

大学時代の学部・学科/農学部

INTERVIEW農家、JAの現場における変革に
つながる業務を。

01

入会したきっかけ

祖父母がハウスを活用してブドウを栽培しており、私も帰省時に作業を手伝っていました。
その際に、苦労して作ったブドウの一房あたりの儲けの少なさを目の当たりにし、「真面目に取組む農家が報われる農業でなければならない」と考え、大学でも農学部で勉強を積み重ねました。
就職活動では、農業・食品関係の企業を色々とあたりましたが、前述の想いがある中で、
①農業政策に関わる仕事ができること
②少人数の組織のため、個人の裁量の範囲が大きいこと
③何でも気兼ねなく話せるざっくばらんな雰囲気があること
から、全中に入会を決めました。

02

今の仕事について

これまで農政担当3年、JAの経営コンサル担当2年等を経て、現在は都市部の農業政策を担当しています。
主たる業務の目的は、現場の農業者が都市においても農業を営めるよう、法・税制度の整備をすすめることです。
そのために、農業者・JAの意見を聞きながら、農水省・国交省等との折衝や国会議員への要請・意見交換等を行っています。
自分が担当の間に、都市農業者の悲願である「都市農業振興基本法」を成立させることができ、日本における都市農業の位置付けを抜本的に転換することができたのは、何よりの経験となりました。
現在は、農業に関心を持つ国民が増えていることをふまえ、単に「食料の生産」というだけではなく、農業体験等を利用者に提供することを事業としながら、農業の大切さなどを伝えることのできる『農業体験農園』の普及に努めています。
若手農業者から感謝の言葉をかけられることもあり、微力ながら農業、JAの現場の変革に貢献できていることにやりがいを感じます。

01

就活生へのメッセージ

昨今は、JAグループについて様々な報道がされていますが、誤った認識による報道も散見されます。
一方で、JAグループ内にいて、変えなければならないと感じる部分もあります。JAグループ内でも、こうした状況下で、変わるべき部分は変えていくという意識を持つ職員が増えており、変革に向けた機運がこれまで以上に高まりつつあります。
私は、JAがもっと日本の農業や地域社会に貢献できると確信しています。
学生の皆さんが、日本の農業に対して力を発揮したいと考えているのであれば、是非、JA全中を1つの選択肢として考えてください。