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AgLab Monthly

アグベンチャーラボの活動や社会課題の解決に取り組む企業などをご紹介

【あぐラボマンスリーNo.52】JAアクセラレーター第8期、優秀賞企業6社の紹介

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

 スタートアップ支援を通じて様々な社会的課題の解決を目指すあぐラボにとって、JAアクセラレータープログラムは柱となる事業です。あぐラボの開設年に第1回が開催され、今年で8年目を迎えました。11月26日に予定されるDEMODAY(成果発表会)に向けて、それぞれのビジネスプランをさらにブラッシュアップしている優秀賞企業6社の事業内容と、アクセラプログラムへの意気込みを紹介します。

● 農研ネイチャー•ポニックス株式会社https://naro-np.jp/
 家畜排せつ物や食品残渣といった国内の未利用資源を原料にして、有機質由来で化学肥料並みの即効性を持つ「NP液肥」を製造・供給する事業を提案しています。
 メタン発酵後の消化液を硝化処理する独自技術により、処理コスト問題を解決。さらに、肥料として高付加価値化します。JAの流通と連携し、資源循環型で安定した肥料供給モデルの構築を目指します。
【JAアクセラレーターでの意気込み】
 日本農業は肥料・飼料を海外に依存し、食料安全保障の観点で課題を抱えています。資源に乏しい日本だからこそ、国内での資源循環構築が急務です。
 私たちはメタン発酵由来のエネルギーと資源を地域内で循環させ、持続可能で経済性のある農業の実現に挑戦します。

● 株式会社CULTAhttps://culta.jp/
 気候変動で農業を取り巻く環境が不安定化する中、AIを活用した独自の高速育種技術を活用して、通常は10年かかるイチゴ品種開発を2年で実現します。ジェノタイピング・フェノタイピングデータと育種AIモデルを組み合わせた育種専用工場で、幅広い気候帯に適応した高品質・高収量品種を開発しており、すでに4品種開発しました。人気は高く、東南アジアでは即完売を記録。豪州・スペインからも品種導入オファーが届いています。
【JAアクセラレーターでの意気込み】
 このプログラムを通じて、JA様が持つ強固なネットワークやアセットと弊社の品種・取り組みを融合。全国の生産者の皆様との連携を、加速度的に増やしていきたいと考えています。日本中のイチゴ産地を活性化できるよう、全力で取り組んでまいります。

● 株式会社ビーフソムリエhttps://b-som.com/
 和牛の品質では、A5等級が7割超に達し、格付けによる差別化の価値が薄れています。こうした状況の中。近畿大学開発の「AIビーフ技術」をもとに、生きた牛の採血1回で出荷の1年以上も前に枝肉形質・オレイン酸値を予測する「肥育予測診断サービス」と、農家ごとの味わいの傾向・安定性を可視化する「特徴・味わい認定サービス」を提供します。
 A5等級が氾濫した後の新たな評価軸として、和牛の個体差・産地差を科学的に証明しブランド再構築を支援します。
【JAアクセラレーターでの意気込み】
 AIビーフ技術により将来の肉の質・量を予測し、生きている牛で美味しさの特徴を可視化します。アクセラプログラムでは、最適な肥育パターンの確立と生産性向上を実証。ブランド牛が乱立している今だからこそ、消費者が味わいで選べる新市場を創出し、和牛の価値を科学的に再定義することに、情熱を持って挑戦してまいります。

● SPACECOOL株式会社https://spacecool.jp/
 太陽光を約95%反射しつつ、赤外線を宇宙空間に放射する独自の多層構造光学素材「SPACECOOL」を製造・販売しています。電力不要の「ゼロエネルギー冷却」により、素材温度を外気温以下に下げる技術を農業向けに展開します。遮光シートや農業施設の屋根・外壁に貼るだけで、高温障害の軽減や作業環境改善が見込めます。すでに豚舎での実証実績があります。
【JAアクセラレーターでの意気込み】
 弊社は放射冷却素材「SPACECOOL」を通じて、「世界に木陰の涼しさを」届ける事を企業理念として活動しています。この技術と志によって、日本の農林畜産業が一層魅力的で輝く産業となるよう、皆さまと共に短期間での社会実装を目指して、取り組んでまいります。

● GOODGOOD株式会社http://goodgood.jp/
 北海道・阿蘇・関西を拠点に循環型畜産農業を実践し、生産販売・体験収益・文化収益・関係収益の4レイヤーで農業の多層的収益モデルを構築します。ミシュラン級シェフ・IT・金融・マーケティングといった異業種のプロ人材が集結し、農場に審美性とカルチャーを加えることで、強い農場関係人口を創出します。この「次世代6次化モデル」を全国展開することで、農業の産業としての価値を高めることを目指します。
【JAアクセラレーターでの意気込み】
 「農業を、すべての人のカルチャーに」。私たちが目指す次世代6次化モデルは、まだ拡がりの初期段階です。だからこそ、地域ごとの課題と強みを知り尽くしたJAグループとの連携が不可欠だと考えています。生産者の地位向上と既存農業の収益率向上に向けて、アクセラプログラムで学び、実践を加速させてまいります。

● 株式会社Leacronhttps://www.leacron.com/
 水稲の葉色(窒素栄養状態)を数値化するデジタル葉色計を用い、施肥判断を標準化・省力化するツールを提案しています。このデジタル葉色計は1万円以下。高価で属人的だった従来の葉色判断を、スマホ連携による低コスト・高精度計測で代替し、データの蓄積と可視化を実現します。若手農家や大規模法人、営農指導員でも再現性を高くできる施肥管理を可能とし、収量・品質の安定化と環境負荷低減に貢献します。
【JAアクセラレーターでの意気込み】
 こんにちは!株式会社Leacron(リークロン)です。弊社は、誰でも簡単に測定できるスマート葉色計を開発しています。アクセラプログラムでは、農家の皆さまの声を直接伺いながら、ユーザビリティと測定精度をさらに高め、現場で本当に役立つ製品へ磨き上げていきます。日本の農業が少しずつ前進する、その一歩を支えられる存在を目指して挑戦します!

 

AgLab Monthlyの、より詳細な内容はこちらからご覧いただけます。
https://agventurelab.or.jp/news/aglabmonthly-no52/

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AgVenture Lab(アグベンチャーラボ=あぐラボ)は、JA全中、JA全農、JA共済連、農林中央金庫、家の光協会、日本農業新聞、JA全厚連、農協観光が運営するオープンイノベーションラボです。
https://agventurelab.or.jp/

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