AgLab Monthly
【あぐラボマンスリーNo.49】新理事長インタビュー、あぐラボがシナジーの場に
2019年のあぐラボ開設以来、約7年にわたって組織をけん引してきた荻野浩輝氏が3月27日付で会長となり、二代目の代表理事理事長に農林中央金庫常務執行役員の土田智子氏が就任しました。新理事長に就任後の印象や手ごたえ、あぐラボの今後の目標などを聞きました。
「農林中央金庫などJAグループのような大きくて歴史のある組織で働いていると、ついつい『自分はここでずっと仕事をするんだろう』と考えがちです。私はあぐラボの全職員と個別に面談をしたのですが、とくに生え抜きのメンバーには、そうした終身雇用的な意識は薄い印象があります。『あぐラボではこんな仕事をしたい。また、別な仕事がしたくなったら、新たな職場に移ってもいい』。決して、あぐラボを踏み台として見ている訳ではありません。自分の長いライフサイクルの一部として、『今』を見つめている印象です。」
「メンバーと話していて印象的だったのは、考え方がとても柔軟な点です。古い組織だと、きちんとした手続きを経て一つ一つ積み重ねていくやり方が普通です。ところがここでは、少し試してみて、だめならすぐに別なやり方にチャレンジする。変化が大きな時代には、こうした柔軟なアプローチが必要だと思います。」
「JAグループが目指すのは、日本の農林水産業の振興と食料安全保障の確保です。あぐラボもJAグループの一員として、この目標に向けて貢献していきます。あぐラボに来て改めて認識したのですが、できたばかりの小さなスタートアップであっても、その生み出したアイデアは大企業の知見にも決してひけをとらない、ということです。こうしたスタートアップとJAグループが出会うゲートとしての役割を、あぐラボは担います。斬新なアイデアを持つスタートアップと豊富なアセットを有するJAグループとのシナジーを生む場となります。」
「JAグループが内向きになり、生産者以外の方から見放されてしまうようなことがあったら、組織が立ち行かなくなります。JAグループの外からの視点、たとえば消費者の受け止め方などの情報を、あぐラボは敏感に感知することができると思います。時代の変化を受けて、自らも柔軟に変わっていく組織があぐラボです。このあぐラボがJAグループの中にあるということに、JAグループの進化の可能性を感じています。」
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