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若者がみつめる農・食

農・食の未来を拓く高校生・大学生の研究

第7回(2023年度)全国高校生 農業アクション大賞 奨励賞受賞


~熊本県立菊池農業高 竹資源研究班~

「全国高校生 農業アクション大賞」について
 
 JA全中は毎日新聞社と連携し、農業高校(農業系学科があるなどの関連高校を含む)の生徒たちがグループとなって取り組む「農」や「食」に関するプロジェクトや課題研究を「全国高校生 農業アクション大賞」として支援・顕彰しています。
 農家の人たちなど地域と連携して実践する3か年の計画を募集し、毎年度15グループを認定。優れた実績を残したグループには、3年目に「大賞」や「準大賞」、「奨励賞」を贈ります。

 全国6位の竹林面積を有する熊本県で、地域に広がる放置竹林による作物被害や治水機能低下が課題だった。解決のため、竹を「循環型資源」として最大限にいかし、地域の環境・農業・食文化に貢献する農業を追求した。

 NPOと連携して竹林整備を行い、竹を活用した門松や三角灯籠とうろうを製作。また加工食品としておやきやホットサンドを作り試食会も行うなど、竹を多角的に資源化した。

 竹チップを使った段ボールコンポスト作りにも取り組む。一箱で1日500グラムの生ゴミ処理ができ、できた堆肥たいひは野菜の栽培に利用される。

 熊本県菊池市2万世帯への普及で、3000トンの生ゴミ削減を目指す。地域との連携や普及活動にも力を入れ、これまでに150セットの配布が完了した。

 「竹は地域の宝物」を合言葉に、持続可能な地域社会の実現を目指し、活動を続ける。

竹チップの段ボールコンポストで寮の生ゴミを堆肥化する生徒=熊本県立菊池農業高提供

(毎日新聞 2025年12月23日朝刊13面より転載)

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