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若者がみつめる農・食

農・食の未来を拓く高校生・大学生の研究

第7回(2023年度)全国高校生 農業アクション大賞 奨励賞受賞


~北海道中標津農業高 植物活用研究班(野菜班)~

「全国高校生 農業アクション大賞」について
 
 JA全中は毎日新聞社と連携し、農業高校(農業系学科があるなどの関連高校を含む)の生徒たちがグループとなって取り組む「農」や「食」に関するプロジェクトや課題研究を「全国高校生 農業アクション大賞」として支援・顕彰しています。
 農家の人たちなど地域と連携して実践する3か年の計画を募集し、毎年度15グループを認定。優れた実績を残したグループには、3年目に「大賞」や「準大賞」、「奨励賞」を贈ります。

 酪農を基盤とした豊かな土地で行われる地域農業の持続性を高めるため、微生物の光合成細菌に着目し、地域企業との連携で、誰でも簡単に培養・利用できるキットの開発に取り組み、「中農RED」として商品化することに成功した。

 価格の上昇などから、化学肥料を低減した持続的な農業が求められている中で、河川や土壌に含まれる光合成細菌を使った野菜生産に取り組んできた。光合成細菌には野菜の生育促進や収量増加の効果があるが、培養には知識や技術が必要なため、農家での導入には高いハードルがあった。キット開発のために近隣河川から採取した株を、北海道内の企業の協力で学んだ技術で培養し、野菜の成長促進と収量増加が確認できた。農林水産省主催の全国大会で「化学肥料低減に寄与する」として、大臣官房長賞を受賞した。

 今後は収穫量調査結果をもとにデータをまとめ、地元農家への普及を図る。

光合成細菌由来のバイオ肥料の1000倍希釈液を野菜に散布する生徒=北海道中標津農業高提供

(毎日新聞 2025年12月23日朝刊13面より転載)

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