「全国高校生 農業アクション大賞」について
JA全中は毎日新聞社と連携し、農業高校(農業系学科があるなどの関連高校を含む)の生徒たちがグループとなって取り組む「農」や「食」に関するプロジェクトや課題研究を「全国高校生 農業アクション大賞」として支援・顕彰しています。
農家の人たちなど地域と連携して実践する3か年の計画を募集し、毎年度15グループを認定。優れた実績を残したグループには、3年目に「大賞」や「準大賞」、「奨励賞」を贈ります。
赤牛や馬肉などの“熊本の赤”に並ぶような、県独自のブランド豚となる「熊本の赤豚」の開発・普及を目指した。
赤毛で肉質の良いデュロック種を選び、飼料の工夫で、発育、肉質、脂肪質を改善。さらにお茶業者の協力のもと、茶殻や玄米、大麦などの廃棄資源を利用することで、脂肪の融点が低い「軟脂」を改善した。一般的なデュロック種に比べて1.4倍のうまみを含み、加工適性の高い肉質が評価され、高校として初の認定銘柄豚を獲得。
合同販売会や、ふるさと納税の返礼品、レトルトカレーの開発など、販路の拡大にも力を入れてきた。見据えているのは10年先の未来。「1次産業が衰退している現状をすぐには変えられないからこそ地域を活性化し、深刻な社会問題を解決していきたい」。地方創生担当大臣から表彰を受けたこの取り組みで、飼料費高騰などの影響で廃業が増加する熊本県の養豚業の再興と、持続可能な地域づくりをさらに目指す。
(毎日新聞 2025年12月23日朝刊13面より転載)
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