TAKESHI NAKAMURA

中村 岳志

総合職

部署名/JA支援部 組合員・くらしの対策推進課

入会年次/2009年

大学時代の学部・学科/理工学部 応用生物科学科

INTERVIEW全国のJAの支援を通じ、
地域の農業とくらしを支えたい

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入会したきっかけ

私は神奈川県の野菜農家に生まれました。
都市化により近隣農家が廃業する中で、農業を支える仕事がしたいとの想いを抱き、品種改良で貢献できればと大学では遺伝子工学を専攻しました。
在学中、農業現場に直接貢献したいという想いが高まり、大学生の仲間とともに、学業の傍ら茨城県で生産・販売を開始しましたが、地域に入って改めて気づいたことは、多様な事業・活動で地域の農業・くらしを支えるJAの存在感でした。
「全国のJAを通じて農業に貢献できないか」という思いを抱く中で、出会った組織がJA全中でした。
就職活動では他の企業も回りましたが、実際のOB訪問を経て、
①一人ひとりの裁量が大きく若いうちから仕事を任されること
②国の政策から各地のJA支援まで幅広い仕事に携われること
③先輩の生き生きとした姿と風通しの良さ
の3点が決め手となり、入会を決めました。

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今の仕事について

法令・経営相談担当2年、国際農政担当6年を経て、現在はJAの組織基盤強化担当として、「JAは地域に必要な組織」という組合員や利用者の評価をさらに高めるための様々な支援を行っています。
主な業務は、各JAの組合員の実態調査・分析と、分析結果に基づく組織・事業・活動に関するコンサルティングです。
具体的には、農業者の高齢化や准組合員の増加などにより、組合員が多様化している現状において、独自に開発したアンケートツールを用い、営農やくらしに関する各組合員層のニーズやJAとのつながりを「見える化」し、それぞれのニーズに応じた事業・活動が展開できるよう、各地のJAを支援しています。
地域の農業・くらしにかかわる様々な事業・活動を展開している各地のJAが、組合員のニーズによりよく応えることで、それぞれの地域に一層必要とされる存在になることを願い、日々の仕事に取り組んでいます。

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JAのさらなる飛躍を目指して

JAは、「農業協同組合」という名称から、農業だけに関わる組織であるというイメージを持たれがちですが、実は、信用・共済事業や直売所の展開、ガソリンスタンドや病院などのインフラ運営など、組合員・地域住民の生活全体に関わっています。
私たちは現在、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」としてより一層の役割発揮ができるよう、JAグループ一丸となって変革に取り組んでいますが、私自身も、地域に根ざしたJAにできることはまだまだあると確信しています。
JA全中は少人数の組織ではありますが、その分、若いうちから大きな仕事を任される機会があります。
そして、あなたとともに想いを形にしていく仲間がいます。
そんなJA全中で、私たちと一緒に挑戦してみませんか。